2012年6月5日
こちらへ来て、ちょうど1ヵ月がたった。
非日常がだんだん日常へと変わりつつある。
まだまだ落ち着かない部分も多いけれど、
時間がたてば良い方向に向かっていくといいと思う。
昨夜、自宅窓からQueen's Diamond Jubilee
(エリザベス女王陛下即位60周年記念) を祝う花火が上がっているのが見えた。 Queen's Diamond Jubilee: |
話は変わるが、先日家の外にでると初老の紳士と、高齢の男性が通りかかり、初老の紳士が僕に「あなたはここに住んでいるのですか?」と聞いてきた。僕が「そうですが」と答えると、初老の紳士は「僕は昔、結婚してから40年以上ここに住んでいたんだよ」という。そして懐かしそうに家を見入って、しばらく話をして帰って行った。
イギリスの家は古い家が多く、たいてい100年くらいはたっているようだ。家は古いほうが価値がでるらしく、リフォームしながら大切に使われている。住宅街の至る所でリフォームの作業が行われている。
この家も僅かな期間だけ僕が住まわせてもらっているのだが、長い歴史のなかでいろいろなドラマがあったんだろうと思う。今、パソコンにむかっているこの部屋も、いろいろな人が長い夜を過ごしたに違いない。